一年を振り返ると・・・


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    いろいろなことがありました。

    2008年暮れに、光彦さんが玄関でめまいを起こしひっくり返り、
    腰を打ったらしく、今年はなかなか辛い幕開けでした。
    どこに行くにも、ベッドから起き上がるのも夜中トイレにいくのも介護状態。
    せっかく、足のカテーテルがうまくいって、東大定期も全曲立って振れて、
    これから元気に!と思っていた矢先なのでショックでした。

    1月にあった、オーストラリアの学生と東大生の合同演奏会は
    かなり大変な思いで振りました。

    その時思ったのは、駅が、いかにに不便か、ということ。
    歩行困難な人にとって、エレベーターがあるのとないのとでは雲泥の差。
    エスカレーターも同じ場所に上りと下り両方あるところは少なく、
    間違えて上ってしまったら、下るのには反対側のエレベーターを使うのに、
    すごい距離を歩く羽目になる・・・
    まあ、間違えるほうも悪いのでしょうけれど・・・

    そのあと、3月ごろから、また足の具合が悪くなり、入院。
    運良く、最新医療の「血管再生治療」の手術を受け、成功。

    その模様はテレビ東京「ガイヤの夜明け」で放映され、
    沢山の方から、励ましのお手紙、メール、お電話をいただきました。
    ありがとうございました。

    その後は、長期の入院でしたので、普通の生活に戻るのに時間がかかり、
    まだ、本調子ではないのですが、
    12月16日には東大病院恒例のクリスマスコンサートで3曲指揮をし、
    12月23日には東大吹奏楽部の定期演奏会でアンコールのみ振らせていただきました。
    今度は、来年の12月25日の定期演奏会に向けて頑張るそうです。

    6月には、愛犬マルシュが白血病で、光彦さんを待てず、退院2日前にお空へ。

    私の方は、介護したり、入院が東京だったので、3日とあけず面会に行き、
    本番やレッスンの合間、けっこうハードな毎日でした。

    その間、1月と3月には、落語とピアノのコラボレーション、
    憧れだった大曲のラフマニノフのチェロソナタも4月5月と2回演奏ができたし、
    11月には2台ピアノのリサイタルもできたし、
    もちろん、それだけでなく、こまごまとした演奏会、発表会やコンサートの伴奏、
    なんとかこなしました。

    今思うと、けっこう頑張った気がします。
    必死であまり自覚はないのですが・・・

    これに懲りず、来年(あと一時間弱!)4月6日にはリサイタル決めちゃいました。
    横浜みなとみらい小ホールです!

    ピアノを弾いている時は、イヤなことや面倒くさいことは忘れられるので、
    この時間は大切にしていきたいな、と思うのです。

    いままで、当たり前のようにピアノを弾いてきたのですが、
    今、本当にピアノがあって良かった!と心から思っています。
    弾く環境を作ってくれた親にも感謝だし、弾けていることにも感謝です。

    来年は、もっとピアノと向かい合いたいし、
    きっと光彦さんも春の訪れとともに明るく元気になっていくでしょう。

    明るい年になりますように!

    今年は沢山の方々にご迷惑をおかけし、ご心配いただきました。
    沢山助けていただきました。
    ほんとうに、ありがとうございました。
    人のぬくもりを沢山感じた一年でした。

    ブログを読んでくださっていらっしゃる皆さまにも
    素敵な年が訪れますようにお祈りしながら、一年のしめくくりにします。
    感謝を込めて!


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