昼の部は完売、夜の部もあと僅か!


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    来たる7/3

    彼 山田耕筰 と 彼女 貞奴

     

    お席が無くなりそうです。

     

    我が家とは家族のように、そして私の母のような存在の嘉枝子さんのお父様の大叔母様が貞奴、

    という、信じられない事実は、

    このコンサートを企画するときには知らなかったのですが、

    山田耕筰の作品のことしか頭になかった私には衝撃的で、

    その後、貞奴について調べ始めました。

     

    あの時代、アメリカに渡ったり、

    1900年のパリの万国博覧会に行った時、

    パリでは美しく艶やかな貞奴と、着物に魅了され、

    ジャポニズムが沸き起こり、

    ピカソ、モネ、ロダンは彼女をモデルにしたがったし、

    作曲家ドビュッシーも彼女の演技を絶賛し、

    プッチーニの「蝶々夫人」も、彼女が居たから作品が生まれたとか…。

     

    ピカソが描いた貞奴

     

    彼女の着物姿から、ガウンもできたそうな…。

    そういえば、ガウンは着物みたいです。

     

    私達が「おじいちゃま」と呼んでいた嘉枝子さんのお父様は、

    学習院が馴染まず、茅ヶ崎の貞奴の家に住み、

    茅ヶ崎第一中学校(主人が卒業した中学。加山雄三、サザンの桑田くんとか、尾崎紀世彦とかも卒業)

    に通い、そこから一高、東大に行ったそう。

     

    貞奴にアメリカ製の自転車を買ってもらって得意そうに乗っていらしたとか。

    現在自転車王国の茅ヶ崎で自転車に乗った最初の女性は貞奴だとか?

     

    遠い世界が、こんなに近かったなんて、

    この演奏会を企画しなかったら、まだ知らなかったかもしれません。

     

    山田耕筰にしても、こんなに沢山の器楽曲に触れることができ、

    以前にもまして尊敬する作曲家となりました。

     

    そして、地域の沢山の方との交流も広くなり、

    私も茅ヶ崎の人になったなぁ、と感じるこの頃です。

     

    7/3は有意義な演奏会となるでしょう。

    楽しみです。

     

     

     

     


    命日の楽しいセレモニー


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      霊園に行っても彼がいないのは感じています。
      天国で音楽三昧しながら、
      いつも私を守ってくれているのですから。

      でも、やはり行ってしまうのですね。
      肉体の名残があるから…。


      去年葬儀でお世話になったかけがえのないお友達と賑やかに…。
      タイマーで不安定な場所で撮ったら曲がっちゃいました(^^;;






      峰本は光彦さんもお気に入りでした。














      そして帰ったらお花がまた送られて、
      直々にいらしてくださった方もあり、

      ありがとうございます!


      ルナも一緒に(^-^)

      調律も入ったし、レッスンもして、
      良い一日でした?


       


      命日


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        1年経ちました。
        今、だいたいこの時間…

        病院から「急変しました」という電話があったのは1時半頃だったでしょうか?

        いつもならすぐ取る電話なのに、
        なんだか怖くて布団をかぶって電話が鳴り止むのを待っていて…
        着信を見たら病院から…

        慌ててかけ直し、
        「すぐいらしてください」
        と言われたのに、
        それでもなんだかグズグズしていた私。

        車に乗ってエンジンをかけたら、
        昼間病院から帰るときに聴いてキリのよいところで止めた、
        ブラームスのヴィオラソナタ2番の第2楽章のAppassionatoのテーマが大音量で鳴り、
        飛び上がったのも記憶に新鮮です。

        その間、呼吸がなくなっていたのに、
        主治医はずっと心臓マッサージをしてくださっていました。

        グズグズしていてごめんなさい!
        と心の中で主人と主治医に謝りました。
        そして、もう痛いし十分ですから、と心臓マッサージを止めていただきました。

        どんな気持ちで一人で天国に上って行ったのかしら?
        その瞬間に一緒にいられなかったのがとても残念ですが、仕方ないです。
        それが彼の優しさだったのかな?

        でも、沢山の人に愛され、
        葬儀の参列者の多さと言ったら!
        本当に申し訳ないほど有難く、
        妻として、誇らしくも思いました。

        追悼演奏会もしていただき、
        先日もカリフォルニア大学の指揮者からも追悼の意を込めての演奏会もしていただきました。

        ちょっと早かったけれど、よい人生だったのかな?と思います。

        優しくて、いつも私を見ていてくれたし…
        きっと今でも見守ってくれているはずです。
        あたたかい眼差しを感じます。
        ルナも一緒に…。

        今日は鎌倉霊園にお友達と行きます。
        私には素敵なお友達が沢山です。
        結婚したから縁ができた友達や演奏家も沢山…

        沢山のものを残してもらって、
        今、こうして頑張っていられます。
        感謝の気持ちでいっぱいです。

        お世話になったみなさま、
        ありがとうございました。



        昨日はピアノの部屋に写真を持ってきました。
        お花も頂いたりしたので。
        本当に一緒にいる感じで嬉しくなりました。

        彼 山田耕筰 と 彼女 川上貞奴


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          この度は、茅ヶ崎ゆかりの山田耕筰、川上貞奴に焦点を当てた企画に参加させていただくこととなりました。

           

          「赤とんぼ」は茅ヶ崎で作曲され、

          川上貞奴は川上音二郎の妻としてだけではなく、日本初の女優であり、

          茅ヶ崎でシェークスピアを初演し、

          1900年のパリの万博の折には大変な人気を博し、影響を与え、

          ピカソ、モネ、ドビュッシーらとも交流があったそうです。

           

          そんな耕筰と貞奴…彼と彼女も又、ご縁があったのです。

          彼らの生涯を語りで綴り、珍しい耕筰作品もオリジナル版でご披露いたします。

          興味深い歴史が私たちの視点を変えてくれるかもしれません。お越しをお待ちしております♪

           

          14時、昼の部は、残り僅かです。

           

           


          猫踏んじゃった


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            アミの発表会まであと10日。

            教室の中も緊張感が漂っています。
            まだ暗譜も危ない子たちは焦るし、
            普段弾けても、人前を意識すると
            なんだかうまくいかなかったり…。

            こんな緊張感はそうそう味わえるものではないので、
            出演するだけでも立派だと思います。

            今日は、朝からレッスン。
            合間にヴァイオリンの伴奏合わせも入り、ほとんど休みもなく、
            最後のレッスンが終わったのは夜9時近く。

            別の部屋でレッスンしていたヴァイオリンの小2の女の子も同じ頃に終わり、
            ヘトヘトの顔をして出てきました。

            お母さんと先生がお話ししている間に、彼女はいきなり電子ピアノのヴィブラフォンの音色を最大音量にして曲にならない曲を弾き始め、そのうち、「猫踏んじゃった」に…

            私も遊びに入って連弾し、
            そのあと、左手で猫踏んじゃった、
            右手で、迷子の子猫ちゃんを一人連弾したら、
            どうしても迷子の子猫ちゃん弾きたいと。

            ヴァイオリンも上手で、音感も良い子なのですぐに覚え、
            そこから、ゲラゲラ笑いながら、
            時々即興で遊びながら、弾き続け、
            私も付き合わされ、本気で笑い転げ、

            あー、スッキリした(^-^)/

            また難曲…


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              5月はコンサートもそんなに多くなかったのですが、
              譜読み!譜読み!の一ヶ月でした。

              来たる6/19のアミの発表会では、
              ゲストとして、
              スウェーデン国立歌劇場のオペラ歌手、
              エケネス・ホーカンさんとその奥さん真保さんに歌曲を演奏していただくのですが、
              また、その伴奏の難しいこと!

              ホーカンさんは、イギリスの有名な
              Vaughan WilliamsのSong of travelから、
              「放浪者」「美しい人よ目覚めておくれ」

              まあ、これはいいとして、
              真保さんの、やはりイギリスの作曲家
              Wiliam Waltonのファサードの3つの歌(three songs)
              弾いても弾いても音がなかなか入ってこなくて、
              やっと、最近、ゴソゴソしたところから抜けられそうな感じです。

              一曲めは「ダフネ」スローな感じ。
              二曲めは「鍍金した格子越しに」スペイン風
              三曲めは「老フォーク卿」完璧ジャズ

              とても素敵な曲なのですが…

              しかも、彼らが日本に到着するのが、
              本番の二日前。
              前日のリハーサル一回で大丈夫なのか…!?

              大変不安ではありますが、
              楽しみでもあり、
              あと二週間、手に馴染ませなくては!



              そして、また、改めて書きますが、
              7/3の山田耕筰生誕130年にちなんで、くすやまホールでもコンサート。

              ここのホームページでご覧いただけます。

              有名な「赤とんぼ」は茅ヶ崎に住んでいた時に書かれた、というのはご存知の方も多いと思いますが、
              なんと、ピアノ曲もたくさんあるのです。

              調べれば調べるほど面白く、
              無い楽譜は近代音楽館(明治学院大学内)まで調べに行き
              マイクロフィルムの自筆譜をコピーさせていただいたり、ワクワクしながらの曲集めでした。

              歌、ヴァイオリン、校歌、オーケストラなどはすごく沢山あるのですが、
              フルートは一曲、チェロは二曲しかなく、
              その全三曲もご披露いたします。

              また、パリ万博で人気を得た川上音二郎の一座の音二郎の妻で日本初の女優、マダム貞奴と山田耕筰の接点も語っていただきます。

              まだまだ、ピアノの上に他の楽譜も積み上がっていますが、
              少しずつ、制覇していかなくては…



              そうそう、話は飛びますが、
              先日、フルートの友人の伴奏をさせていただいたところが、
              沼津市民文化センターで、
              主人の指揮で、ラフマニノフのコンチェルトを弾かせていただいた思い出深い場所でした。
              その時以来でしたのでとても感激しました。



              その前日には、12月に演奏した
              バッハの「音楽の捧げもの」
              のメンバーと半年越しでの打ち上げ反省会。
              全然知らないレストランだと思ったら、
              主人と一度だけ行ったことのあるレストラン。

              別に、そんなこといくらでもあるのでしょうが、
              私にとっては、一つ一つが大事な思い出です。
              この先、一緒の思い出は作れないので、
              大事に大事にしていきたいと思います。


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